社会・経済的に必要とされる性能機能を保ちます
建築構造物は電気設備等の内部機能を除き、躯体や外壁、屋上などは経年による劣化で性能や機能の低下が進行していきます。 その経年劣化による性能・機能の低下が起こるまでに、適切な修繕・改修をおこない建物の性能・機能を保ち続けることが必要になります。 さらに快適な住環境に対応するためには、時代のニーズに合わせた性能の向上も必要です。
また、ただ単に劣化したから改修しようということではなく長期的なライフサイクルコスト(建物の生涯費用)の観点から保全・改修工事の検討をおこない 実施していくことが重要となります。
<10年~15年周期>
◆外壁シーリング工事 ◆屋上防水工事
◆開放廊下防水工事 ◆外壁塗装工事
◆タイル補修工事
上記は10~15年周期の一例になります。建築構造物の様々な部位はそれぞれ素材の違いや環境の違いにより、当然ながら改修までの期間は変わってきますが、おおよその周期に沿って改修計画を立てることで、慌てず適切な改修が可能です。管理の建物の改修についてご不明な点がおありの際はお気軽にお問い合わせください。
美観から機能改善まで
建物の外壁のひび割れや外壁タイルの欠落をはじめ、雨漏りによるシミや錆などで劣化した建物は見た目にもみずぼらしく、著しく外観を損ねるばかりか街としての美観にも悪影響になります。特に賃貸物件では著しいイメージダウンにも繋がりますので早めの対応が求められます。
躯体も施工条件や立地の環境、経年により当然ながら劣化していきます。コンクリートの中性化や強アルカリなどによりボロボロになってしまう前に改修を施します。
建物が劣化することで安全性の低下も招いてしまします。利用者を不安にさせないためにも改修またはより良い改善をおこない、利用しやすい環境にします。
劣化した建物はそのまま資産価値の低下に繋がります。建物の保全・改修工事は建物の価値を維持していくためのものとも言えます。