こんにちは。先日、中国の独身の日のセールで「京東(ジンドン)」が配送の中でドローンを使っているという記事を書きました。中国は米アマゾンより先駆けてドローン配送を実用化しています。

とは言え、墜落をしてもリスクの少ない山間部や海などの地域を中心に実施しているようで、まずはそこから実績を積んでいき都市部へ、という感じでしょう。

中国では日本のように人口密集地は飛行禁止というルールが存在しておらず、政治的な場所や軍施設、空港やインフラなどの近く以外はフライトできるようです。しかし軍空域の飛行の許可をもらった宅配大手会社もあるようで、意外と日本よりも緩めなのかもしれません。

日本はそんな世界から見ると少し遅れているかもしれませんが、9月から「目視外飛行についてのガイドライン」が施行され、開発や実証実験などがさらに活発になってきています。

日本郵便のドローン配送を承認

国交省は9月の「目視外飛行についてのガイドライン」の施行に続き、10月26日には日本郵便のドローン配送を承認しました。

これを受けた日本郵便では、福島県小高郵便局~浪江郵便局の約9km間のドローンによる荷物の配送を「目視外で補助なしの飛行」で開始したそうです。この試みは日本で初めてで、補助者を配置しないドローン目視外飛行の承認になります。

ドローン配送の詳細


出典:日本郵便

フライトの詳細は画像の通りで、区間は小高郵便局~浪江郵便局の9km間。飛行は11月7日以降の毎月第2・第3週の火曜から木曜日までで、時間は9:00~16:00の間で1日最大2往復。


出典:日本郵便

2kg以内の荷物などを高度60m以下、時速約54km以下の速度で運ぶという内容になっています。

ちなみに日本郵便では、昨年の11月にも郵便局と道の駅の間で、ドローン配送の実証実験をおこなっており、その際は長野県伊那市の美和郵便局と道の駅「南アルプスむら長谷」間の約2kmのフライトでした。

まとめ

日本でもようやく少しづつですが規制も緩和され実験が積み重ねられています。時間は掛かるでしょうが、いずれは普通の郵便物などもドローンで配送されるようになるのは間違いなさそうですね。

配送業界でも今は人手不足。ドローンであれば場所によっては人が運ぶよりも早く配送ができますし、色々とメリットは多いでしょう。

ひとまず離島や山間部など、配送に手間がかかる地域だけでもドローン配送が実用化されれば、人件費の削減に繋がりそうです。