こんにちは。ニュースでもよく流れていますが、先週末の11月11日は中国では「独身の日」とされていて、中国のネット市場では大規模なセールが行われ、大きな売上が上がる日としても有名です。

ちなみに何故11月11日が独身の日なのかというと、独身を意味する数字の1が4つ並んでいることから「独身の日」と呼ばれるようになったそう。

そこに目をつけた大手企業アリババが、「独身の人は自分の為に買い物を楽しみましょう」という独身者の為の企画として2009年から開始しました。

最初の年のセールではたったの27店舗しか出店がなかったそうですが、それが今では開始わずか4分ほどで3000億円を売り上げる、一大セールイベントに成長しています。

昨年2017年の売上は日本円で2兆8777億円に達したそうです。たった1日だけのセールですから如何に爆発的に購入されているか分かります。

商品の配送はどうなっている?

ここまで購入されていると商品の配送の方がとんでもないことになりそうですが、そこは倉庫の拡張や配達員などは勿論、データ活用やシステムの構築部分においても盤石の体制を敷いています。

その中でも驚きなのは、配送にドローンが使われているという点。中国のECではアリババと並んで二強とされている「京東(ジンドン)」では、今年の独身の日セールでドローンを活用した配送を行っています。


出典:京東

セール期間中に、ドローンは約2万回飛行(合計飛行距離で12万キロ)し、商品を届けたということです。

配送だけでなくサポート関係も

膨大な数の注文処理を行えるサーバーに、配送の体制、そしてカスタマーサービス部分に関しても、AIを導入しているようで、AIサポートが約1630万回対応した内、90%がAIサポートのみで完結。

AIサポートがなかったことを考えるとかなりの人員が必要になりそうで、この辺りもテクノロジーの恩恵を大いに受けていると言えますね。

まとめ

ちなみに今年2018年の独身の日のセール売上ですが、アリババだけで3兆4900億円を売り上げています。京東との2社の売上を合わせると6兆円超。

このアリババの売上だけで、去年の楽天の1年間の売上3兆4000億円をたったの1日で上回っています。凄まじいです。


出典:alizila.com

日本やアメリカでも、この独身の日セールへ出店する企業が増えてきているそうです。特に日本ブランドの商品が人気があり一番売上が高いそうなので、日本企業からすると絶好の商機ですね。

これから参入企業も増えていくでしょうし、毎年の売上は益々増加していくでしょう。

正直ドローンでの配送やAIカスタマーなど、事実より盛っていると思われる方もいるかもしれませんが、今や中国はIT大国。世界のトップIT企業の中のうち2社は中国企業です。日本国内の尺度では計りえません。

そして未上場でも企業価値10億ドル以上の将来性を期待される所謂ユニコーン企業の数は、現在世界に200社以上あるうち、1位はアメリカ(121社)そして2位が中国(76社)です。(日本は1社のみ)

もうすでに日本はかなり遅れてきています。日本はリスクを取って行動するのが難しいからなのか、色々と社会構造にも問題があるかもしれませんね。