こんにちは。本日から11月で2018年も残すところ今月と来月のみとなりました。ここから本当にあっという間に年末という感じになってきますので、忙し時期ではありますが年末にかけてやり残しのないように計画していきましょう。

本日は日本で初めての、通信鉄塔点検にドローンを活用するという話題。撮影から報告書の作成までの流れを自動化したパッケージサービスです。

鉄塔点検パッケージ「TOWER CHECK」ベータ版提供開始

この「TOWER  CHECK」は、業務用ロボティクスソリューションを提供する株式会社センシンロボティクスのサービスとなり、ベータ版が昨日10月31日より提供開始されました。


出典:センシンロボティクス

ドローンを自律飛行させ、点検対象である鉄塔を撮影。その撮影データに基づきAIを活用した画像認識と解析により、錆や腐食の発生箇所を自動で検知し、点検結果のレポート作成までを自動でおこなうというもの。

ドローンの自律飛行から撮影、画像の解析、報告書の作成までを一気通貫に自動化するというのはこれが日本初となり、このサービスで点検業務の少人化やコスト削減、作業の効率化を実現します。

サービスの特徴

  1. ドローン自動航行による自動撮影
    従来は10数項目のパラメーター入力を手動でおこなう必要があった飛行ルートの設定作業が、たった2ステップの簡易設定で3D自動飛行ルートを作成します。
    設定ルートに沿ってドローンが自動航行しながら、カメラで点検対象の鉄塔をくまなく撮影するので、作業員の技量に左右されない再現性の高い点検を実現。

  2. 自動異常検知および近接目視支援機能
    ローンで撮影した画像を解析処理することで、錆や腐食の発生箇所を自動で検知。ボルトのゆるみなどの異常に対しては、3Dモデリングに紐付いた画像を確認することで、近接目視と同等の点検が可能。

  3. レポーティング自動生成
    錆・腐食などの自動検知結果はクラウド上で管理され、3Dモデリング上に異常発生箇所として自動でプロットされレポートが作成されます。


      出典:センシンロボティクス

      開発の背景

      従来の鉄塔点検では、作業員の目視点検が基本。その場合、作業工数と人件費の負担が大きくなる他、熟練の作業員が点検に当たる必要がありました。

      作業の安全面に関しても、鉄塔に登って作業をおこなわなければならない為に、常に墜落等のリスクを伴うものでした。

      まとめ

      このTOWER CHECKの導入によって、これまでのコストの問題や作業効率、安全性の課題を解決できますね。

      後は昨今の熟練技術者の不足問題に関しても、このサービスであれば誰がおこなっても一定の成果が得られる仕組みになっているので、労働人口の減少にも対応できそうです。

      ドローンを使って撮影をするだけでもかなりの少人化になりそうですが、そこからさらに解析と報告書の作成までを自動化しているのがポイントですね。圧倒的な効率化です。

      鉄塔点検に限らず、現状マンパワーでこのような目視点検をおこなっている現場はまだまだありそうですね。これからの労働人口の減少問題にはこういったテクノロジーの活用が必須になるのは言うまでもないでしょう。