こんにちは。何やらまた台風が発生していますね。26日には猛烈な勢いのレベルにまで発達するそうで、その後の進路が非常に気になる所であります。動きに警戒しておきましょう。

さて、本日はドローンによる世界初のプロジェクトが始動したということで、そちらをご紹介いたします。皆さんご存知の世界一有名な遺跡、エジプトのピラミッドをまるごと3Dスキャンしようというプロジェクトになります。

ドローンで世界各地の遺跡や自然環境をアーカイブ


出典:ドローンネット

この試みは、日本でドローン関連のコンテンツ開発や企画、運営をおこなっている株式会社ドローンネットさんの「ワールドスキャン・プロジェクト」のひとつ。

ワールドスキャン・プロジェクトとは、世界各地の歴史的建造物や自然をドローンの3Dスキャンを活用して記録・保存し、デジタルアーカイブとして未来へ継承していくものです。

今回はエジプトのピラミッドを含むエジプト全域を10月9日~22日の間、ドローンでの撮影と3Dスキャンを行ったそうですが、それ以外にも標高3000メートルのスイスの山脈の崖を丸ごと3Dスキャンすることに成功しているそうです。

なかなか挑戦的で面白い試みですね。そもそもピラミッドなどの世界遺産は、政府の意向でドローンを使っての空撮や3Dスキャンなどは認められていません。

しかし今回、人類の価値ある資産を未来へ遺していきたいという「ワールドスキャン・プロジェクト」の理念に賛同して頂いたことで、特別にエジプト政府より許可が下りたそうです。

ピラミッドを現代技術で建設するといくらかかる?

ちょっと逸れますが、数年前にスーパーゼネコンの大林組がピラミッドを実際に建設するのにどれくらいの費用と工期がかかるのか、まじめに見積りや工程表を作っているコンテンツがありました。


出典:大林組・季刊大林

最新技術を使って工期は5年。建設費総額は1,250億円。これが大林組の技術陣の算出した結果だそうです。

それにしても、4,500年前の重機も電気も使えない時代によくあそこまでの建造物を建てたものです。何十トンもある石を積み上げること230万個。積み上げるだけでなく、内部には小部屋も多数あります。

その小部屋は完全な直方体で、幅や高さのズレはたったの0.5mm。部屋の壁や床の石はカミソリの刃も入らないほど面と面がピッタリと密着しているそう。驚くべき精度と技術ですね。現代でもなかなか難しいのではないでしょうか。

古いから劣っているというのは思い込みで、過去の時代の技術や知見も相当なものであったのだと思います。

まとめ

今回ドローンで撮影をおこなったデータは来月11月に発表されるということです。どのようなデータになっているのか楽しみですね。

ワールドスキャン・プロジェクトでは、今後も東南アジア、ヨーロッパの古城、アイスランド等の自然風景などミッションを進めていくということです。