こんにちは。毎日「暑い」という言葉しか出てこない程にまだまだ暑い日が続いている訳ですが、今年は異常に暑かったこともあってか、新しい熱中症への対策グッズやテクノロジーが色々と登場しました。

特にテクノロジーに関してはIoTなどを駆使した、去年では考えられないような画期的なシステムが多数出てきています。来年以降は当たり前に現場で利用されるようになっているのでしょうか?

本日もまた新たに戸田建設より、センサーデバイスやクラウドなどを駆使した熱中症のモニタリングシステムが登場してきたのでそちらをご紹介。

既存ヘルメットに装着可能なモニタリングシステム

このシステムですが、既存のヘルメットに数種類のセンサーからなる測定器を装着することで作業者の生体情報を取得し、その生体情報を独自のアルゴリズムで解析することで、作業者の健康状態をリアルタイムで把握できるというもの。


出典:戸田建設

常時リアルタイムでモニタリングできるので、作業者の生体情報に変化があれば、すぐにアラート情報が発信され、そのアラート情報は、PCのメールか携帯のメールに配信されてくるという流れです。


出典:戸田建設

PC版のメールでは、アラート情報の確認画面で「異常の発生時刻・作業者名・異常内容」などが確認できるので、その情報をもとに作業者に休憩を取らせるなどの対応ができます。


出典:戸田建設

モニタリングシステムの5つの特徴

1.生体モニタリングすることで、熱ストレスレベルを始めとする健康状態の変化を予測し、必要に応じて警報情報を発信する。
2.複数の作業者の同時管理が可能。
3.作業用ヘルメットに殆ど違和感なく装着が可能。
4.USBによる充電方式を採用し繰り返し使用可能。
5.1回の充電で2週間~1ヶ月連続稼働を実現。

開発の目的

熱中症に関して特に建設業界では屋外での作業も多く、業種別での熱中症患者を見てみても全体の1/4を占めるほど多くなっています。そして今年は記録的な猛暑。例年を大きく上回る熱中症患者の増加から対策は急務です。


出典:厚生労働省

さらに建設業界では作業者の数が年々減少しており、高齢化が進んでいる中、工事を進める上でも作業者の健康・安全管理が一層重要なテーマとなっています。

このような厳しい労働環境で働く様々な作業者の健康状態を見える化し、リアルタイムに管理できるよう今回のモニタリングシステムが開発されました。

まとめ

この手の作業員の生体データをモニタリングするというシステムは、以前にもこのブログで数回ご紹介したように他社からもいくつか出ていますね。

弊社ではこのようなシステムは取り扱っておりませんが、以前の記事を見たお客様(非建設業の方)から数件お問い合わせを頂いたことから、建設業以外でも有効な熱中症対策として注目されていることがうかがえます。

来年の夏にはこのようなシステムが当たり前に使われるようになっているかもしれませんね。