こんにちは。梅雨明けしてからというもの毎日朝から暑さ全開ですね。かと思えば天気も非常に変わりやすく、いきなりの集中豪雨も発生しやすい時期でございます。熱中症もそうですが、突然の集中豪雨にも気を付けていきたい所ですね。

さて、本日はVRとAIを用いて建築デザインの最適化、コンクリートのひび割れの自動検出、ひび割れの予測、ビジュアライズ化をおこない、大きな労力と時間がかかっていたインフラ点検を自動化しようというものです。

AI、VR、音声認識を使用し誰でも使えるように

そのアプリですが、現在DVERSE IncとNTT東日本が共同開発をおこなっており、建築や土木の分野で活用できるようにアプリの実証実験を行っているそうです。


出典:VRinside

アプリでは、深層学習AI、VR、自然言語認識(音声認識)技術を組み合わせ、誰にでも直感的に使用することが可能。

アプリにはAIを使った画像認識が使用されますが、通常、画像認識と言えば画像なので2Dが普通ですが、この開発中のアプリでは、なんと3Dモデルを認識するというAIが導入されるそうです。

VR空間の中に存在する、あらゆる立体物をAIが認識するようになるのは中々に凄いですね。例えば部屋の中のベッドや椅子、デスク、などの家具類やドア等、その形をAIが自動的に認識する訳です。

どんなことが可能か?

3D空間内でAIが物体認識をするのが凄い事としてもどんなことができるのか?ですが、そこの音声認識が入ってくることで、例えば「ベッドの大きさを変えて」とか「天井高を10センチ上げて」「椅子の色を青にして」などの指示ができます。


出典:VRinside

通常であれば、パソコンなど画面の中の3D空間からマウスなどでポチポチと物体を選択し寸法を変更、となりますが、面倒さがありますね。

それが音声のみで簡単に変更・修正などが可能になるのは、操作方法を知らない人でも使えますし、かなり楽ではないでしょうか。そして何より、VR空間内でそれができることに意味があります。

パソコンの画面など2D上では、物体の大きさや色が変わったところで、2Dで見ているものは実感がわきません。

しかしVR空間内ではどうでしょうか?リアルスケールの空間に入っているので家具の大きさや色が変わると、現実でもほぼこうなのかというのが体感できるので、より説得力があります。

これはお客さんに提案する際などに圧倒的に効果がありそうです。音声入力でお客さん自身が簡単に好きなように変えられるのがいいですね。

インフラ点検ではどう使う?

インフラ点検の場合ですが、ドローンなどで撮影した画像をもとに3Dモデルを作成します。その3DモデルをAIが学習し、例えばコンクリート構造物のひび割れを自動的に検出したり、クラックの発生しそうな箇所を予測したりといったことが可能になります。

従来では建物の損傷箇所毎に個別に写真撮影をしたものをバラバラで記録しているような状況でしたが、VRが入ることにより、建物と損傷箇所・状況がひとつの空間内に収められることになりますので、確認が簡単にできます。

VRだと建物のどこに損傷があるのかをリアル寸の3Dモデルで確認できますし、共有ができるようであればお互い離れた場所からでも、まさに仮想空間で現場の状況を見ながら話ができるようになりそうですね。

まとめ

今回ご紹介したアプリですが、NTT東日本の提供する施設「スマートイノベーションラボ」にて先月6月28日より実証実験が開始されています。

アプリの名前など詳細な部分はまだ不明ではありますが、インフラ点検などが大幅に効率化されるものになるのは間違いなさそうな製品などで、続報に期待したい所です。