こんにちは。本日はちょっとユニークと言うか、時代の流れからしてそうなっていくであろう、新しいお店の形のニュースが目に止まりましたので、ご紹介したいと思います。

新しいお店の形というと、以前話題になったAmazonの運営するレジのないコンビニ「Amazon GO」が記憶に新しいところです。

棚から商品を取ってカゴに入れ、店舗を出るだけで自動的に会計がおこなわれるという画期的なコンビニです。ちなみにAmazon GOは現在シアトルに1号店がオープンしています。

そして今回ご紹介するのは、コンビニではなくパン屋さんです。

パン屋さんがスマート化?

昨今は、Amazon Goのようにテクノロジーを使って運営効率を高めようという動きがあり、飲食店の運営もその中のひとつです。

今回ご紹介するのは、中国のアリババの傘下である口碑(コウベイ)が、パン・ケーキ店を多店舗展開する「味多美」とパン屋をスマート化した、スマートパン屋の第一号店を北京にて開業したそうです。ちなみに24時間体制。

口碑は店舗運営のテクノロジーサポートをするという立ち位置です。

何がスマートになるのか?

パン屋がスマート化と言われても何がどうなるの?という感じですが、そのサービスは以下のように実に便利なものになっています。

・アプリからオーダーすることで、焼きたてのパンを自分の希望時間に受け取れる、スマートオーダーシステム。
従来のパン屋さんであれば、パンの焼き上がり時間を掲示している所はありますが、個人のオーダーでピンポイントの時間に焼きたてを提供してくれる所は、まあ探してもなかなか無いと思います。


出典:创见

ちょっと仕事帰りに焼きたてのパンを買って持って帰る、なんてことがお手軽にできます。パン好きの方には嬉しいシステムですね。オーダー時間に焼き上がったパンは、併設された保温ボックスに保管されスマホに通知が入るそうです。

誰かに勝手に持っていかれないように、スマホに届いたコードを保温ボックスでスキャンすれば取り出せるという仕組み。

・AIのパン認証システムで会計が全自動化。
通常のパン屋さんでは、お店に入ってトレイを取り、そこにパンをのせて最終的に会計で店員さんに計算をしてもらう、という手法が一般的です。

しかし、このパン認証AIシステムでは、パンをのせたトレイを読み取り用の認証センサーの下に置くだけで、瞬時にパンの合計金額が算出されるそうです。


出典:壹讀

仮にパンの形が多少違っても、パンを裏返しにしたとしても正しく認識するそうで、その識別率は96%だそう。ディープラーニングの威力ですね。合計金額に問題がなければ、そのままアリペイで決済という流れになります。

アリペイとは今や中国では当たり前のように使われている、中国のモバイルペイメント業界で54%のシェアを誇る世界最大の第三者決済サービスです。

今後も広まりそうな予感

これはかなり運営の省力化になりそうですね。レジに店員は必要ないですし、美味しいパンを焼くことに注力することができます。

買う側にとっても自分の都合の良い時間にオーダーできますし、いつでも焼き立ての美味しいパンが食べられるのは大きなメリットです。決済に関してもレジで並ぶようなことは皆無ですし、店員さんも一個一個見て計算する必要もないのでミスがないですね。

こういった動きはどんどんと広まっていくでしょう。

まとめ

日本ではこのようなスマート店舗はまだまだ少ないですが、近年中に各社がこぞって展開してくることと思われます。

何やらファミリーマートがAmazon Goのような「ファミマミライ」というコンセプトを発表されていることからも、コンビニ業界はいち早く導入してきそうです。