こんにちは。京都では本日から雨の予報。雨は降れども気温の方は相変わらずなので、蒸し暑くなると思いますが頑張っていきましょう。熱中症対策を忘れずに!

さて本日はNEXCOの中日本が他NEXCO社に先駆けて、道路の舗装補修工事においてICT技術を全面的に活用した試行工事をおこなったという話題があがっていましたのでそちらをご紹介。

試行の目的と背景は?

国交省ではi-Constructionの施策として、トップランナー施策というものを挙げており、それぞれ以下

1.ICT土木
2.全体最適の導入
3.施工時期の平準化

という3つの施策があります。i-Constructionを浸透していくことは、建設業界産業全体の生産性向上のためには必須です。

NEXCOでは、コンクリート構造物の現場施工からプレキャスト化による現場作業の効率化を進めるなど、生産性向上に取り組んでいる中で、今回、舗装補修工事においてICT技術を導入し、全ての工程において検証をおこないました。

舗装補修工事の試行内容

1.事前測量
光波を用いた測量機器(トータルステーション)およびレーザースキャナーによる事前測量


出典:NEXCO中日本

2.3次元設計データ作成
事前測量データを活用し、舗装切削および舗装施工の3次元設計データの作成

3.切削・舗設の自動制御
3次元データを活用した、舗装切削機とアスファルトフィニッシャなどの建設機械の自動制御


出典:NEXCO中日本

4.出来形管理
トータルステーションおよびレーザースキャナによる施工後の検査


出典:NEXCO中日本

各試行内容の結果

1.事前測量
試行結果:路上での測量行為が削減

3.切削・舗設の自動制御
試行結果:建設機械は、自動制御により問題なく稼働することを確認

4.出来形管理
試行結果:路上での測量および検査の行為が削減。測定結果を現場でデータ化することができるため、資料作成等の内業が削減

まとめ

各工程において、測量や検査の時間が削減されたり、資料作成なども削減できていることから、総合的に見て明らかに作業効率は上がっていると見れますね。

NEXCOでは、今後さらにICTを活用した舗装補修工事を展開し、得られたデータを検証し管理基準の見直しを検討。さらなる安全性と生産性の向上を推進していくそうです。

全行程でICTを取り入れた今回の作業では、やり方自体が変わる部分も多く始めは苦労する部分もあるかも知れませんが、一度こうして全てをICTで施工することで、さらに効率が上がっていくことは間違いないでしょう。

あらゆる現場で劇的な効率化や省人化が進んでいきそうです。