こんにちは。5月だというのに真夏の暑さが続いていますね。熱中症対策は意識していきましょう。しかし、週末からまた一旦気温が落ちるということなので、朝起きたら寒くて風邪をひいていたなんてことがないように、そちらも気を付けていきましょう。

本日は様々な現場でAR(拡張現実)を活用した作業技術が出てきているのはこのブログでも沢山紹介してきましたが、今回も現場でARを活用できる技術をご紹介。東芝デジタルソリューションズ開発のものになります。

現場でのAR活用を簡単にするMeister AR Suite™

この東芝デジタルソリューションズの開発したARソリューションは他のものと何処が違うのでしょうか?これに注目したのは、その汎用性です。

業務内容に合わせてガチガチに固めた仕様の物を提供するのではなく、主となるコンテンツをユーザー側で簡単に作成できるようになっています。これは結構ありそうでなかったタイプのサービスです。


出典:東芝デジタルソリューションズ

ARは自分の視界に様々なコンテンツを重ねて表示できる技術ですが、そのコンテンツをユーザー自身がノンプログラミングで作成・編集が可能。作成したコンテンツをタブレットやスマホ、ARグラスに配信して使用することができます。

例えば、決まった仕様で開発会社などに依頼していた場合、「この作業マニュアルはPDFじゃなくて動画の方がいいな」ということになった場合、また開発会社に依頼して変更してもらわなければなりません。

しかしこのソリューションの場合は、自分達で手軽に変更できるようになるということです。これができるのは結構大きいです。

ホームページの変更なんかで今はそうでもないですが、ちょっと文章内の日付を替えてもらう為に、わざわざ制作会社に連絡を入れてお願いをして、替わったのが3日後…料金がかかって尚リアルタイムに替えられない、なんてのはざらにありました。

ちょっと話が逸れましたが、要は専門知識がなくても替えたい時に自分達で変更できる、使っていく中で自分達のいい形に変更することができる、という汎用性はすごく有用なものです。

Meister AR Suite™の特長

1.ARコンテンツを簡単に作成できる操作性
テキストや画像、動画、音声などを自由に画面上に配置でき、スライド作成ツールのような感覚で、簡単・迅速・柔軟にユーザー自身で本格的なARコンテンツを作成。


出典:東芝デジタルソリューションズ

2.画像マーカーで任意の箇所にAR表示が可能
AR表示したい対象物の画像を予め撮影し、画像上の任意の箇所をマーカーとして指定することが可能。対象物のQRコードを貼付けも不要。


出典:東芝デジタルソリューションズ

3.オフライン環境でも利用も可能
ネットワークに繋がらない環境やGPSを使用できない施設内での利用を想定し、オフライン環境で利用することが可能。


出典:東芝デジタルソリューションズ

開発背景

このソリューションの開発背景としては、やはり業界現場の高齢化による人員不足と、新たな人材の確保・育成部分の問題を解決するため、という点が挙がります。

人材の育成において、毎回同じ現場や似たような現場で、教育したい内容の作業ができるというのは状況的にあまり多くありません。そんな中で次の世代への技術継承をおこなっていくのは時間がかかります。

そもそも経験の少ない作業員が点検方法、点検箇所を把握しにくいという点があるのも問題です。

しかし、このソリューション「Meister AR Suite」があることで、経験の少ない作業員でもマニュアルに従って現場での作業に対応できます。マニュアルも自分達のわかりやすいように作成できるので、より技術を伝えやすいです。

まとめ

今まで紙の図面やマニュアルであったり、現場でマンツーマンで教えなければできなかった教育部分ですが、AR技術によって図面やマニュアルを持ち歩くこと無く、また指導部分に関しても手順をコンテンツ化することで、一人でも対応が可能になります。

そのコンテンツ部分を自由にカスタムできるという今回の技術は色んな可能性がありますね。