こんにちは。本日のニュースで大分県でドローンが墜落したとのニュースがありました。軽自動車の転落事故があり、その状況確認の為にドローンを飛ばしたそうですが、数秒で風にあおられ操縦不能…海にドボンしてしまったそうです。

原因は「海上での風が想像以上に強かった」ということらしいですが、やはり性能も上がり墜落しにくくなってきているとは言え、強風の際は十分に注意する必要がありそうですね。

でも海の上だったというのは不幸中の幸いでしょうか。これが街中だったとすると怖いですね。ちなみに約130万円のドローンだったということで、ご愁傷さまです…

さて、本日は先日ご紹介した「AIと医療用の解析技術を活用したクラックの自動検出サービス、ひびみっけ」に関する続報です。

ひびみっけとは?

先日の記事でもご紹介した「ひびみっけ」ですが、こちらはカメラやフィルムで有名な富士フイルムさんが、社会インフラの点検作業の効率化のために開発したシステムです。


出典:富士フイルム

特長はやはり富士フイルムさんが、医療用分野の画像解析システムで培った高精度な画像解析技術が使われている所です。毛細血管を検出する用途で開発した技術をもとに開発されています。

毛細血管は最も小さいもので1/1000mm。そのレベルを解析するために開発されている物なので0.1mm程度のクラックを検出するくらいは造作も無いことだと思います。

大林組がひびみっけで短時間での自動検出手法を確立

これまでクラックの自動検出サービスは色々と存在していましたが、目視での点検と比較すると、ひび割れの検出率、ひび割れ幅の計測精度が低いという傾向があったそうです。

また、自動検出のためには対象物に接近した画像が必要となるので、必然的に撮影画像の枚数が膨大になる他、高所にある構造物になると、高所作業車や場合によってはドローンの使用が必要になり、それなりの作業時間・コストがかかるという問題がありました。

大林組では、そのような問題を解決するべく富士フイルムの「ひびみっけ」と、撮影用に特殊な高性能カメラを組み合わせ、短時間で高精度な自動検出ができる手法を確立したそうです。


出典:大林組

その精度は驚異の100%

今までのように接近した画像を何枚も用意するのではなく、高性能カメラで遠距離からの画像も使用することが可能になったことで、大幅な効率化が図れた他、クラックの検出も0.05mm以上のものは100%検出するという優れた結果が出ています。


出典:大林組

従来では暗い場所では難しかったクラック検出ですが、それも検出することが確認できたそうで、活用できる範囲がかなり増えそうですね。

まとめ

今回の実証では、作業員が目視で見落としていたクラックさえも検出したということで、もはや人が目視でコストをかけてやる必要がないのではないかと思わせられます。

インフラなどの構造物の点検業務に大きな力となるサービスですね。ちなみにこの「ひびみっけ」はシステムを買い上げたり、月額費用がかかるものではありません。

クラウドに写真をアップすることでAIが自動解析をして返してくれるようになっており、ひび1shotあたり400円から、使った分だけの従量制となっているので、ひとまずお試しに使ってみるというのもアリかもしれませんね。