こんにちは。昨今、VR(ヴァーチャルリアリティ)技術は、日本全国に専用のアミューズメント施設も増えてきていたり、身近にはスマートフォンを利用した簡易型の製品も出ているので、既に体験されている人も多いかと思います。

しかしまだまだ市民権を得ている、と言える所までは行っていないかもしれません。技術の進歩でメガネ程度のデバイスになれば、かなり普及してくるのは間違いないでしょう。

ソフト面では既にエンターテインメント業界は勿論、建設・土木、不動産業界などでは様々な活用方法が開発されていますが、Webの世界にもVRの技術は入ってきています。

VRがブラウザで体験できるWebVR


出典:Supermedium

WebVRとは名前の通り、VR体験できるWebページです。技術的には2,3年前からありましたが、昨年の2月にはGoogleがGoogleクロームでWebVRをサポートするという発表をしています。

通常、VRを体験しようと思うと専用のアプリをインストールしたり、ソフトをインストールする必要がありましたが、WebVRの場合はそういったものは必要ありません。普通にWebサイトを見るようにURLにアクセスするだけで、コンテンツの体験が可能になります。

コンテンツの制作に必要なスキルは、基本的にはHPを作成する際に使われるHTMLとJavaScriptという言語で制作が可能ということで、特別な環境も必要ありません。

Webの利点

Webサイトはインターネットにさえ繋がっていれば、特に環境に関係なくアクセスした人全員が同じ物を見ることが出来るのが、当たり前ですが良い所です。URLがあれば誰にでもシェアできるのはお手軽ですね。

実際、VRで見る場合はハードの性能面で解像度などの差は出てくると思いますが、基本的に環境が限定されず、皆同じ体験が出来るというのは大事です。コンテンツ制作側としても、パソコン用のVRユーザー向けの物と、スマホユーザー向けの物を作る、というような労力はなくなります。

Webでの活用

VRがWebで作成できるようになったことで、活用方法にかなりの幅ができたと言えます。まさに今のWebの世界のように、ありとあらゆる物が出てくることが考えられます。

ざっと考えても不動産会社の間取りがVR化されたり、旅行会社では観光スポットやホテルの部屋の中がVR化されたり、アパレルでは服のフィッティングができたり、という所でしょうか。

後は、複数人でのチャットメッセージのやり取りや、Skypeなどでの遠隔会議などがVR空間内でできる、いわゆるVRミーティングのようなことも、誰がどこにいてもURL1つで皆が集まれるということができると思います。

とにかく活用方法は無限大です。

まとめ

とにかくVRデバイスがよりコンパクトになってからが本番でしょう。最近では人間の目の網膜に直接映像を投影し、視力の良い悪い関係なく、誰が見ても同じ解像度の映像を見ることが出来る、網膜照射という技術を使ったメガネ型のデバイスが開発されています。


出典:MoguraVR

こういった物が一般化されてこそ本番ですね。ちなみにこれを開発したのが最近話題の天才、落合陽一氏です。昔スーパードライのCMに出ていたジャーナリストの落合信彦氏の息子さんですね。

WebにVRが入ってきたことで、企業のホームページなどの見せ方もかなり様変わりしてくることが考えられます。働き方改革と共にAIなどの技術もどんどん進んできており、5年後、10年後がどうなっているのか想像がつきません。

コンテンツの制作者サイドはこういった常に技術を追いかけていないと、あっという間についていけなくなりますので注視していきたい所です。