こんにちは。最近は本当に様々な製品やシステムにAIが搭載されるようになってきました。我々の生活の中に自然と溶け込んでいくのに、最早そう時間は掛からないでしょう。日常的に使用する中でも、常にそのデータはクラウドで吸い上げられ、AIは更に賢く便利になっていきます。

そんな世界的なブーム?にもなっているAI技術ですが、それを作る側となると、やはり機械学習などの専門知識を有するエンジニアの力が必須となってきますが、今は人材の奪い合いが起きているような状況で、供給が追いついていないような状況です。

Googleが「Cloud AutoML Vision」開始

17日より開始された新サービス「Cloud AutoML Vision」ですが、この記事のタイトルにもあるように、機械学習に関する専門知識がないユーザーでも、簡単に機械学習のモデルを自動的に構築できるサービスとなります。(ML=機械学習)


出典:Google

「Cloud AutoML」自体は、今後翻訳や動画関係などの分野にも展開していく予定とのこと。今回は第一弾として画像認識の構築を対象としています。なので「Cloud AutoML Vision」となっている訳ですね。

画像データがあれば学習モデルの構築が可能

難しい専門的なプログラミングも必要なく、学習させたい画像さえ用意すれば、それをブラウザ上からアップロードをすることで、システム上で自動的に学習されます。


出典:Google

その学習結果をAIとしてアプリケーションなどで活用できるようになる、という流れ。学習にはGoogleの画像認識アルゴリズムが利用されており、精度の高い構築が可能ということです。

すでにアメリカにて行われた実証実験では、Urban Outfitters、Disney、ZSLなどの企業や団体が参加し、有用性があるという結果が確認されました。

まとめ

機械学習の対象である画像のデータが多ければ多いほどその学習精度も高まりますので、画像ストックが多く、またその画像が有効に活用できる職業程、その恩恵は高いと思われます。

我々の業界の場合は、既に他企業でも開発されているコンクリート構造物のひび割れの検出などでしょうか?赤外線画像からの浮き判断は、色の違いだけで判断を付けられるほど単純な物ではないので難しいと思います。まあそれでも最初の段階で一気に数を処理する分には有用そうですね。

このシステム、業種・媒体によって活用の幅は広そうですね。ちなみに今の所はテスト運用で無料のようですが、正式運用時にクラウドの料金がかかります。