こんにちは。本日は、鉄筋コンクリートの内部にある鉄筋の錆を防ぐのに有効な防錆材のご紹介。

鉄筋コンクリートはトンネルや橋梁、ダムやマンション・ビルなど、もはや使わないことなどあり得ないくらい、あらゆる所で活用されていますが、デメリットの一つとしてコンクリート内の鉄筋が腐食してしまうという事があげられます。

高浸透性の鉄筋防錆材で腐食を防止

なぜ鉄筋は錆びるのか?

鉄筋はそのまま空気に触れさせていると時間の経過と共に錆びます。これは空気中に含まれる二酸化炭素などにより、鉄筋が酸化を起こしてしまうからです。コンクリート内の鉄筋が錆びにくいのは、コンクリートに含まれる水酸化カルシウムが内部をアルカリ性の状態に保っているためです。

それでもやはり経年劣化により、ひび割れなどから外気や雨水などがコンクリート内部に侵入してしまうと、内部のアルカリ性状態が保てなくなり鉄筋に錆が生じてしまいます。

一旦錆びてしまうと鉄筋は膨張し、さらにコンクリートにひび割れを発生させ、そこからさらに水が入る、という悪循環に陥ってしまうのが怖い所です。

表面から塗布するだけで防錆できるペガサビン

通常防錆を行う場合、コンクリート打設の前に鉄筋に対して防錆施工を行うか、劣化後の場合はその部分のコンクリートをはつって防錆の施工をする、などの方法をおこなう必要がありました。


出典:株式会社バークス環境

今回ご紹介する防錆剤は、なんとコンクリートの表面に塗布するだけでコンクリート内部に浸透し、鉄筋の防錆ができるという画期的な製品です。その名も「ペガサビン」。

ペガサビンの特長

1.表面から内部に強力に浸透
コンクリートの表面に塗布するだけで、強力な浸透作用により防錆材が容易に鉄筋まで浸透。

2.ケレン後の残存錆の内部にも浸透
残存錆の中に亜硫酸イオンが長期に渡りとどまり、防錆効果を発揮。

3.塩分の影響による発錆を阻止
鉄筋周囲のコンクリート内部にはペガサビンがとどまっているので、長期に渡り塩分に対しても鉄筋の腐食抑制効果を発揮。

4.マクロセル腐食の抑制に効果あり
通常の部分補修になると、当然補修を行った部分と行わなかった部分があると、電池のような状態が形成され、補修を行っていない部分の腐食速度が上がってしまう可能性があります。ペガサビンの場合は全面に塗布する施工方法なので、このマクロセル腐食の抑制があると言えます。

5.作業性に優れています
コンクリート表面にペガサビンの浸透性を使用して塗布するだけ。


出典:株式会社バークス環境

このペガサビン、当然ですが既に腐食してしまった鉄筋を元の状態に修復するというものではございません。鉄筋の表面に皮膜を再形成し、錆の進行を抑制するものです。


出典:株式会社バークス環境

ペガサビンを塗布後、年数が経つに連れて亜硫酸イオンの高濃度な部分が鉄筋近傍に集まっていくようで、研究では防錆期間は約16年と推定されているそうです。

既に錆びていると考えられる鉄筋に対し、長期間の防錆効果が得られる素晴らしい製品ですね。施工もコンクリートの表面にローラーや噴霧器などで均一に塗布するだけなの、圧倒的な作業効率。鉄筋コンクリートの腐食が心配な方は検討してみてはいかがでしょうか?

 

◆記事参考:株式会社バークス環境「ペガサビン」

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