こんにちは。日中はまだ温かさがあるとはいえ、先週末からグッと朝晩の冷え込みが強くなりました。これから日増しに冷え込んでくる(特に京都は)と思いますが、現場は忙しさの真っ只中。そして2017年は残り49日です。体調を崩さないように気を付けていきたいところですね。

本日はモバイル端末を活用した、現場のサポートシステムのご紹介。横河電気株式会社さんが開発した「SensPlus Buddy(センスプラス バディ)」というサービスですが、つい先日11月10日に販売が開始されました。

現場で撮影した画像に手書きで指示


出典:横河電機株式会社

このサービスは、通常ではよく必要とされるサービス専用のアプリケーションを端末にインストールすることなく、Webブラウザの搭載されているタブレットなどの汎用モバイル端末や、PCをそのまま活用できるという点。

そして直感的操作でビデオ通話や拡張現実であるAR技術による視覚的な情報の伝達、写真や文章を送信することによる情報の共有が可能なのが特長です。

開発された背景

高機能化やブラックボックス化されるプラント設備は、複数の設備が連携して稼働するなど、システムの複合化が進んでおり、結果として生産効率は向上しているものの、設備の不具合が起きた際に複合して連携しているために、不具合の要因の特定が困難になる等の保全作業の複雑化が発生しています。

後は熟練技術者の引退等で、保全員や保全員を育成できる指導者の育成・確保が急務になっているようです。これは現場仕事などでは比較的多い問題ですね。

これを解決すべく、経験の浅い技術者も作業ができるように現場を支援する仕組みづくりとして開発されたようです。

ネット環境があればどこでも利用可能

この「SensPlus Buddy」ですが、基本的にはクラウドサービスとなっており、Webブラウザで動作するものになっているので、ネット接続環境があればどこでも利用可能です。

専用アプリケーションの場合、端末のバージョンに縛られたりするので、それを考えずに済むのはメリットですね。


出典:横河電機株式会社

このような感じで遠隔地にいる熟練技術者やサポートセンターから、現場の作業員に対してビデオ通話で映像と音声をリアルタイムに共有することができたり、AR技術の応用で、現場で作業員が撮影した写真に対して、遠隔地から手書きの指示を出したりできるようになります。

これであれば不明な点があっても、視覚的に分かりやすく作業の指示を得ることができます。以前にご紹介した「AR技術を活用したスマートヘルメット」のタブレット版とも言えるサービスですね。

熟練者の知見を現在のIT技術でどう継承していけるか?経験年数に関わらず、なるべく熟練者と同じ作業ができるようにするというのは、人手不足解消の大きなポイントとなります。