こんにちは。本日は現場での掃除をロボットを使用し効率化するという話題。

現場では色々な材料を使用する場合もあり、当然その際には廃棄物が出るのは当たり前で、これは作業の安全の為にも片付けないといけません。しかし意外に時間がかかったりして面倒というのもあります。

現場の清掃作業も馬鹿にはなりません

例として鉄骨周囲に耐火材を吹き付ける耐火被覆工事の現場では、床上に落下した材料を清掃するのには当然人手が必要で、その清掃にかかる時間は、1日の作業時間の約20%を費やす程の重労働となるようです。意外と掃除に割かれる時間は大きいですね。

勿論これを問題として、これまでも吸引型の清掃ロボットを使ったりする事はあったようですが、あまりの材料(ゴミ)の多さに、あっと言う間にタンクが満杯になってしまうため、逆に非常に効率が悪いという状況でした。

吸い込むのではなく集める。ブルドーザー型ロボット

この清掃問題を解決する目的で、竹中工務店さんと岡谷鋼機さんが共同で清掃ロボットを開発しました。その名も「TOギャザー」。


出典:竹中工務店

このロボットは床上にカラーコーンを四角になるように置いておけば、その範囲内を作業領域と認識し、その中のゴミを自動的にかき集めるようになっています。


出典:竹中工務店

ロボットはこんな風貌です。まるでブルドーザーですね。本体の大きさは長さ64cm×幅40cm×高さ29cm。本体の重量は22kgで、ゴミをかき集めるブレードの部分は100cmあります。サイズ的には結構大きいですね。

レーザースキャナーや各種接触センサー、当然ながら停止スイッチなどの安全装置も搭載されているので、安全面でも問題ないでしょう。8時間の連続駆動時間があるのですぐにバッテリーがなくなるということもなさそうです。

作業が終わってから稼働させるのではなく、作業中に随時稼働させておくことで、作業後に一片に集められた材料をまとめて一気に清掃できます。TOギャザーは秒速10cmの速度で清掃可能なので、例えば100㎡の清掃領域ならば30分以内でかき集めることが可能です。

掃除=吸い取るでは×

掃除機・掃除ロボというとゴミを吸い取ることを考えがちですが、ゴミを吸い取るだけが掃除機器ではありませんね。現場などで出るゴミは膨大です。それを吸い取るほうが労力がかかるというもの。吸い取る形式だと吸引力が落ちたり故障したりと少なからずトラブルも起こりやすいイメージもあります。

このTOギャザーのようなブルドーザー式であれば、構造はシンプルですしメンテナンスも容易でしょう。このような現場を掃除するロボットは、IoT化されたりして他にも色々と出てくるかもしれませんね。