東急建設、外装下地を高精度でユニット化する工法を開発

記事のポイント

・東急建設株式会社(以下、東急建設)が、物流倉庫や工場等の大規模建物において、外壁を取り付ける下地の胴縁材を事前に高い精度でユニット化する工法を開発したという。

・東急建設は、この開発された工法を標準仕様にすることで、近年需要の拡大している物流倉庫等の大規模建物における施工生産性を高めていく考えだ。

大規模建物の外壁工事における施工生産性の向上

東急建設は物流倉庫や工場などの大規模工事における、外壁を取り付ける下地の胴縁材を事前に高精度でユニット化する工法を開発した。今後はこの工法を標準仕様にすることで施工生産性を高めていくという。

近年増加している物流倉庫や工場などの大規模建物の外装材は、軽量かつ断熱・耐火性に優れる金属断熱サンドイッチパネルを用いる機会が増加しているという。この外壁は同パネルと取り付け下地の胴縁材で構成されているが、その胴縁材の部材数が非常に多いため、クレーンなどで部材をひとつひとつ揚重し取り付けを行う施工方法では効率が悪いため、これまでにも事前のユニット化が検討されていたという。


出典:東急建設

これまでは地組みの精度に課題があり、下地ユニットを取り付ける際に再度設置位置の調整を行う必要があったそうだが、開発された工法では、施工寸法に合わせて制作された水平架台上で胴縁材を地組みすることで、高精度のユニット化を実現したという。

この工法により、揚重回数や下地ユニット取り付け工数の低減が可能で、施工生産性の向上が図れるとともに、組み立て精度向上による施工品質向上にも寄与する。


出典:東急建設

水平架台は、施工現場において簡易に寸法調整ができるため、これらユニット化から本体取り付けまでの一連の工程を標準化し、対象現場へ適用していくとのことだ。尚、この工法は現在特許申請中である。


□東急建設株式会社
外壁下地ユニット工法の開発 ~大規模建物の外壁工事における施工生産性の向上~
リリース記事:https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/assets/8dc62028559f5be6a6e732394a12605b1873fb1f.pdf

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