記事のポイント

・株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と近畿大学は、屋内外を往来できるドローンを活用した大学キャンパス内の自動巡回飛行する実証実験に成功した。

・実証実験は近畿大学東大阪キャンパスのアカデミックシアターで実施され、あらかじめ設定された飛行ルートをもとにドローンポートから自動巡回、搭載カメラでの撮影を行った。撮影データはドコモのドローンプラットフォーム「docomo sky」で離れた拠点からも閲覧できる。

仮想都市空間に見立てたキャンパスで、ドローンによる巡回警備の実用化めざす

ドコモと近畿大学が、大学キャンパス内のドローン自動巡回警備の実証実験に成功した。近畿大学は、甲子園球場約6個分にもなるという約24万平米ものキャンパスを「仮想の都市空間」と見立て、次世代技術の社会実装の場として提供することで新技術の実用化に貢献している。

また、ドコモはサスティナブルな社会の実現に向け、これまでに培ってきたネットワーク・ICT・AI等の技術やプラットフォームビジネスのノウハウを活用し、社会課題の解決、より豊かな社会の実現を目指し、人々に寄り添ったドローンサービスの創出に向け事業を推進している。


出典:NTTドコモ

この両者の実証は21年4月18日(日)に近畿大学東大阪キャンパスのアカデミックシアターにて行われた。ドローンは予め設定された飛行ルートをもとに、ドローンポートから自動巡回し、搭載カメラでの映像撮影も行った。撮影データはドコモのドローンプラットフォームである「docomo sky®」で離れた場所にある複数拠点から閲覧することで巡回警備での有用性が確認されたという。


出典:NTTドコモ

この実証では、GPSの取得しやすい屋外と、逆にGPSが取得しにくい屋内との異なる環境間で自動巡回が行われた。ドローンには上下6つの魚眼レンズが搭載されており、捉えた映像情報をもとに飛行を行うことで目印を設置することなく、約150cmの階段の昇降、柱などの障害物のある場所での自動飛行に成功。その安全性が確認できたそうだ。


出典:NTTドコモ

周囲の環境に左右されないドローン飛行を可能にすることで、巡回警備をはじめ幅広いシーンでの活用が期待できるとしている。


□株式会社NTTドコモ
近畿大学のキャンパスで、屋内外両用ドローンによる自動巡回警備の実証に成功~仮想の都市空間に見立てたキャンパスで、ドローンによる巡回警備の実用化をめざす~
リリース記事:https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_210419_01.pdf