こんにちは。7月19日、国交省から小型無人機ドローンの飛行規制ルールの適用対象に、重さが200グラム未満の軽量タイプのドローンの一部についても広げるという方針を固めたとのこと。

200グラム未満といえばいわゆるトイドローンに分類される機体となりますが、軽くても一定距離を安定して飛行できる高性能な機体が登場しているため、そのための安全対策の強化施策となります。

数年前までは200グラム未満のドローンは遠くまで飛ばせず、危険性も小さいとされ規制外になっていましたが、昨年発売されたDJIのMavic Miniは小さいながらも1000m近くの距離を飛行したり、高度も3000mまでという性能を誇っています。

過度な規制はあまり好ましくないと思いますが、どんな人でも使えるようになっている以上、安全を蔑ろにできませんのでこれも致し方ないでしょう。具体的な基準に関してはこれから検討し、年内にも航空法施行規則を改正するとのこと。

 

オンライン診療・オンライン服薬指導から処方箋医薬品配送まで患者との非対面医療の実証

さて、本日は「経済産業省」「旭川医科大学」「ANAホールディングス株式会社」「株式会社アインホールディングス」が、「エアロセンス株式会社」「トッパン・フォームズ株式会社」「北海道旭川市」「緑が丘あさひ園」「株式会社日通総合研究所」との協力のもと、ドローンによる処方箋医薬品の定温配送での非対面医療の実証実験を実施したとのこと。


出典:ANAホールディングス

この実証実験は、オンライン診療・オンライン服薬指導と連動したもので、これらオンラインでの診療・指導から実際にドローンで医薬品を配送するという実証実験は国内では初の取り組みとのこと。


出典:ANAホールディングス

この実証実験では、「処方箋医薬品」をテーマに医師・薬局薬剤師の参加・協力のもと、医療分野における実際の活用を想定し、次のシナリオで実証。

・旭川医科大学病院のオンライン診療による処方箋に基づき、アイン薬局旭川医大店にて、薬局薬剤師がオンライン服薬指導のデモンストレーションを実施。
・アイン薬局 旭川医大店 ~ 緑が丘あさひ園の間で、ドローンによる処方箋医薬品の配送を実施。
・緑が丘あさひ園に到着後、配送した処方箋医薬品の品質・状態をオンラインで確認。

実証イメージ


出典:ANAホールディングス

この実証実験の結果をもとに、北海道内におけるドローンの地域実装に向け、課題の洗い出しやビジネスモデルの具体的検討を推進し、将来的に地方における通院が困難な人に対しての「オンライン診療→電子処方箋発行→オンライン服薬指導→ドローンによる処方箋医薬品配送」という一連のサービス提供を目指すとのこと。

実証実験の概要

1.実施日:2020年7月18日(土)、19日(日)
  ※予備日2020年8月1日(土)、8月2日(日)
2.実施場所:旭川医科大学、アイン薬局旭川医大店ならびに緑が丘あさひ園
3.運搬物:処方箋医薬品
4.飛行ルート:以下


出典:ANAホールディングス

まとめ

診療も服薬指導もオンラインで行い、その流れでドローンで処方箋医薬品が届く。これはこれからのウィズコロナの時代における感染リスクの低減も当然ですが、病院へ通院するのが難しい方にとっては、非常に実用的なシステムになっているのではないでしょうか。

ちなみにオンライン診療サービスですが最近はコロナの影響からか増えてきています。どういったサービスかというと、スマートフォンのアプリを使いビデオ通話等でオンライン診療を受け、支払いはクレジットカードで薬も自宅まですぐに配送してくれるという便利なサービスになっています。※以下参考サイト



出典:CLINICS

当然、アプリと提携している医療機関でしか診ていただけませんが、この時代、オンラインに対応する医療機関はどんどんと増加していくでしょう。