こんにちは。AIの画像認識を活用し、メーターなどの計器を読み取って数値を記録し点検を効率化するという技術を過去に紹介したことがありましたが

スマホで撮るだけでAIがメーターを読み取るかんたん点検

2019.06.20

本日は工場などの既設の電気・ガス・水道などのメーターを遠隔から検針できるようにしたという、AIを活用した後付け型の自動検針システムが販売開始されたそうなのでご紹介します。

日本初。月額制でメーター自動検針を導入できる自動検針サービス

エッジAI関連事業の企画・開発などを手掛けるDeep Vision株式会社が、工場などの既設の電気・ガス・水道などのメーターを遠隔検針可能にする、後付け型スマートメータリングシステム「OCR式LPWA自動検針サービス」を6月より開始予定。

これによって従来の検針員による毎月の目視検針業務の自動化と、作業員が設備の点検・監視業務に費やす時間を短縮し、記録ミスの防止なども実現します。

工事も検針人員も不要な後付け型スマートメーター


出典:DEEP VISION「OCR式LPWA自動検針サービス」

OCR式LPWA自動検針サービス

自動検針システムとは検針を自動化し、使用状況をPCやスマートフォン等で見える化。公共料金の検針を根本的に変えるシステムとなっており、新型コロナウイルスの沈静後、今後の都市再生に大いに貢献する新たなソリューションとして注目されているとのことです。

ワンコインでAIスマートメーターシステムが導入可能

電気・ガス・水道等、既に設置されている様々なメーターを「スマートメーター」に。その要望に応えるのが同社のメーター自動検針サービスです。

対応メーター

数値を撮影するカメラと高精度のOCR機能、そして無線通信機能を組み込んだアタッチメントを提供。マイコンに搭載した組込AIエンジンによって読み取った数値をテキスト化し、データ集計や解析を行い、追加学習やモデルの再配信により長期高精度の信頼性を保持し続けるとのこと。

電池交換無しで、なんと10年間の使用が可能。将来の検針員の人手不足、運用面での工数の削減。エネルギー利用量の可視化や省エネ分析などの付加サービスも期待できる他、産業設備の巡回点検や設備監視を容易化、効率化も見込めるそうです。


出典:DEEP VISION「OCR式LPWA自動検針サービス」

サブスクリプション詳細

日本初となる自動検針のサブスクリプションサービスとして、同社は「\0プラン」「スモールプラン」「スタンダードプラン」「プロフェッショナルプラン」「エンタープライズプラン」の5種類の料金プランを用意。

申し込み当月はお試しとして無料で利用でき、翌月から読み取るメーター1台につき「500円/月」で点検・データ可視化、Web台帳などの機能が提供されます。

最先端のシステムでありながら、ニーズに沿った契約形態が導入企業や顧客に安心をもたらします。ユーザーにとってはイニシャルコストが最小限となり、固定資産税を払う必要がないというメリットがあります。

アフターコロナの世界、都市の再設計を見据えるDeep Vision㈱

同社は、エッジAIというインターネットを介さないAIアルゴリズムで、クラウドではなく端末側(エッジ)がAIやディープラーニングなどを実行する技術の企画・開発を行っている企業です。

世界最大級のハードウェアアクセラレーターHAXより資金調達しており、SOSV初回の日本ベンチャーへの投資の側面を持ちながら、今後企業の成長加速、製品の品質向上、全世界ビジネスの展開も視野に入れているとのこと。

アフターコロナでは価値観や習慣、社会全体が大きく変容すると言われています。新たに迎える新世界の都市再生に効率化されながら安全で安定的なシステム改革が求められます。


出典:DEEP VISION「OCR式LPWA自動検針サービス」

まとめ

メーターの自動読み取り技術が出てきた時点で予想はしていましたが、これは時代の流れとして当然ですね。

毎月の検針作業員の目視点検にかかる時間・コストは無視できないですし、何よりコロナで世の中のこれまでの考え方が新しく変わるのは確かです。このような技術の活用は一気に進んでいくと思われます。