こんにちは。国内では活用している企業はしている、していない企業はほぼ活用していない、という形で2分化しているビルディングインフォメーションモデリング=BIMですが、以前ご紹介した丸紅アークログの「Arch-LOG」など、迅速なプロジェクト推進に必要なオブジェクト拡充が進められています。

BIM活用を加速させるプラットフォーム「Arch-LOG」

2019.10.21

 

今回は東芝エレベータが従来から提供していたBIMパーツのダウンロードサービスを拡充し、BIM用3次元CADソフトによる設計業務を支援するアドインツール「BIM昇降計画ツール」と、大容量データを効率的に交換でき従来よりも高度なBIM連携を実現するというクラウドサービスの提供を開始したという話題。

国内初のBIMパーツを作成するアドインツールとクラウドサービスを提供

BIM昇降機計画ツールについて

同社では従来から提供しているBIMパーツのダウンロードサービスに加え、Revitを使った専用のソフトで、昇降機用のBIMパーツを作成できるアドインツールを業界に先駆けて独自開発。


出典:東芝エレベータ

このアドインツールは、東芝エレベータが提供する会員向けサイト内で無料ダウンロードが可能。アドインツールを活用することで、昇降機の機種やスペックを専用インターフェースで指定し、建物の基本設計に必要なBIMパーツを自動作成できます。

また、BIMパーツの自動作成機能の他にも、建築計画においてエレベータの台数を算出する上で必要な交通計算ソフトやエレベータ乗場デザイン(意匠)を検討できるデザイン作成アプリケーションも新たに開発し、新サービスとして追加。

クラウドサービスおよびBIM連携ツールについて

このサービスは会員サイト内で提供されるクラウドサービス。ユーザーの保有する建築データや同社の提供するBIMデータ、意匠データを共有、交換、管理できるほか、ユーザーから提供された施工用の建築データに対し、同社提供の昇降機BIMパーツのデータを自動で配置できるBIM連携ツールも新たに開発。


出典:東芝エレベータ

また、従来はメールで交換していたBIMデータや施工に必要な建築CADデータをクラウド上で管理・共有し、大容量データの交換作業を円滑に行うことで業務効率化の向上を図ることができる。


出典:東芝エレベータ

まとめ

同社では2012年よりBIM事業に注力しており、業界に先駆けた様々なサービスを行ってきたそうですが、今回も業界初のRevit上での昇降機パーツの作成機能を無料公開ということで、業界の業務効率化に大きな貢献をされていると言えます。

今はBIMを使用していないという企業でも、今後活用していく流れになる可能性は高いでしょう。そうなった際に上記のようなサービスは非常に有用なものになるのは間違いありません。