こんにちは。今週末辺りまで雨が続く予報ですが、来週から梅雨が明けてきそうです。セミもぽつぽつと鳴き始めており夏本番が近づいていることを感じさせてくれます。

さて本日はスポーツ分野になりますが、IoTデバイスで取得した情報をコーチングや選手のコンディション管理に活用していこうというスポーテックサービスのご紹介。

スギマル
野球では過去に野村監督のデータを基に采配するID野球(Important Data)が随分と話題になりましたが、あれは選手に関する多くのメモが基になっていましたね。
スギヤマ
最近ではセンサーであらゆるデータを取得できるようになっているから、曖昧なものも全て数値化して有効活用していこうという事だな。

 

センサー内蔵ボールで蓄積データを活用し誰でもどこでもIDスポーツ実現「athle:tech」

この「athle:tech(アスリーテック)」のサービスは、スマホ向けサービスやソリューションを提供する株式会社アクロディアとKDDIの共同開発となります。

9軸のセンサーを内蔵するボールなどのIoTデバイスから取得したデータを活用し、選手の技術向上に役立てるというスポーツテックサービス。すでに2019年7月9日よりサービスは開始しています。


出典:KDDI

アクロディアのIoTデバイス技術

アクロディアが持つセンサー内蔵型ボールを使うことで、競技者が普段どおりの投球や競技を行うだけでデータが蓄積され、そのデータはスマートフォンやPCなどで閲覧しながらオンラインコーチングやコンディションの管理などに活用できる技術。

スギマル
9軸もセンサーが入っているとかなり色んなデータが取れそうですね!これまで感覚でしかなかった物もデータ化されそうです。

 

KDDIの技術

これまでauスマートパスなどで培ってきた、コンシューマ向けのサービスプラットフォームにおけるマーケティングや運営ノウハウと、KDDIの通信ネットワークを融合。スポーツの分野を問わず競技データを蓄積し技術向上に貢献。

これまでスポーツ選手の育成では、精神論や経験論が主要な判断軸であることが多かったですが、特別な設備やトレーナーがいない環境であっても、アスリーテックによって取得したデータを軸にした練習、育成が可能となります。

また、日々蓄積される投球データから、選手ごとの怪我検知や予防にも活用できるとのこと。

アスリーテック対応デバイス第一弾

アクロディアでは2017年から野球の選手やチーム向けに販売している「TECHNICAL PITCH」というサービスのユーザーを対象に「アスリーテック」を通じ、全ユーザーを対象とする「ランキング機能」を提供。

この機能によって、野球競技人口における自分の技術の立ち位置や、投球技術上位者のランキングデータと比較することにより、今後の自分の目指す位置が可視化されます。

また、日々のランキングを振り返ることで自身やチームの成長の軌跡が確認可能。

スギヤマ
蓄積データを見るとパーソナルデータは勿論、球の回転数や回転軸など普通では得られないデータが取得できるようになっている。こと細かく可視化されることで、より自身の延ばすべきポイントが見えそうだ。

 

アスリーテックについて

概要

対応するIoTデバイスを活用して練習を行うことにより、自動でテクニカルデータを蓄積し、データに基づく最適なトレーニングの提供やコンディション管理等の機能を提供可能にするプラットフォーム。

特長

1.公開機能
自身のデータを公開することができ、同じくデータを公開している人からも閲覧可能。公開データからオンラインコーチのサービスを受けることができます。

2.共有機能
練習ノウハウを仲間と共有したり、練習データをチームで共有できます。

3.ランキング機能
全ユーザーの公開データを元にしたランキング機能により、自分や仲間などとの比較が可能。さらに、身長や年代別で同協競技におけるランキングを確認、自分の競技場の立ち位置を客観的に見ることができます。

このアスリーテックですが、「TECHNICAL PITCH(27,500円)」を購入した方は無料で利用可能とのこと。


出典:KDDI

さらなる対応スポーツの拡充へ

来年あたりから徐々に5Gサービスが始まりますが、その5G通信の活用も視野に入れ、より大容量の動画コンテンツや蓄積データを利用したオンラインコーチング、練習メニューのノウハウ共有などアスリートの技術向上に役立つ情報や、AIによる健康管理、ケガの予兆の検知など情報提供を行っていくそうです。

まとめ

現在は野球のみとなっていますが、今後はゴルフやクリケット、サッカー、バレーボールなど他のジャンルにもIoTデバイスを市場投入し、対応スポーツの拡充を予定。

ボールだけでなくスマートウォッチなどのデバイスとの連携でバイタルデータ管理を実装し、アスリーテックを通じたサービスを拡充。スポーツ全体の発展と向上を目指すとのことです。

スギマル
これは可能性のあるサービスですね。データを取得するだけでなくそのデータを基に競技人口の中で自分の立ち位置が分かるというのが面白いですね。
スギヤマ
そうだな。少しゲーム的な要素もあって競技者にとってモチベーションも上がりそうだ。これまで曖昧だった部分が可視化されることでトレーニングもより効率的になるだろう。