スギマル
こんにちは。梅雨らしい天気が続いております。雨とはいえ気温は変わらず高くなっていますので、熱中症の対策は忘れずに! さて本日7月2日は、1951年に日本がユネスコに加盟した加盟記念日だそう。ユネスコと言えば世界遺産の登録してるところですね。
スギヤマ
そうだな。それ以外にも、教育における男女差別の解消や、貧困の半減、記憶遺産の登録など、色々と取り組みがあるぞ。ちなみに世界初の民間ユネスコが設立されたのは日本になる。仙台を皮切りに京都や神戸、大阪等にも設立された。そこから始まった民間ユネスコ運動が世界に広がることになる。
スギマル
日本から世界に広がったんですか!?高度経済成長期よりも以前の貧しい時代に活発に活動してたんですね。先人には敬意を表したいです。

同一空域、複数業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムのAPI仕様書の公開

さて、本日はNEDO(産業技術総合開発機構)をはじめ、日本電気、NTTデータ、日立製作所、ゼンリン、日本気象協会が、福島県と南相馬市、福島イノベーション・コースト構想推進機構と協力。

「福島ロボットテストフィールド」における、同一空域で複数の事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの相互接続試験の環境整備に向け、運行管理システムのAPIの仕様書を公開したそうです。

APIとは?
(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)インターフェースとは「何かと何かを繋ぐ」という意味で、つまりアプリケーションとプログラムを繋ぐもの、という意味になります。APIはアプリケーションなどを外部に向けて公開することで、第三者の開発したソフトや機能を共有できるものです。開発する側は一から作る必要が無くなるので効率の良い開発が可能となります。

概要

NEDOは、同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運行管理システムの開発や、「福島ロボットテストフィールド」における運行管理システムの実証実験などを実施するプログラムを進めています。

将来的に国際基準への提案を見据えており、あらゆるドローン事業者が安心・安全にドローン運航できる社会を目指すという目的です。

NEDO他、各社は運航管理システムの相互接続試験のための環境整備に向けて、運行管理システムのAPIの仕様書を公開しています。そのAPI仕様書は以下ウェブサイトよりダウンロード可能。

【運航管理システムAPI提供サイト】

APIを利用することで、NEDOプロジェクトに参画していない国内外のドローン事業者でも、福島ロボットテストフィールド内で運航管理システムとの相互接続試験を行うことが可能。

今後は、7月26日にAPIのテストツールを公開し、福島ロボットテストフィールドにてAPIの説明会を行うそうです。また、8月30日には運航管理システムのサーバーを稼働し、テストフィールドで相互接続試験を行える環境の整備も行う予定。

運航管理システムAPIについて

運航管理システムの内、ドローン事業者により運用される運航管理機能が、「運航管理統合機能」や「情報提供機能」と通信を行う部分のAPIを公開。


出典:NEDO

・運航管理統合機能

他のドローン事業者と飛行計画やリアルタイムの飛行状況および飛行禁止空域など、空域の安全に関する情報を共有するサービスの利用が可能になります。

・情報提供機能

ドローンを安全に運航するために必要な地形、障害物、飛行規制エリアを含む3次元地図情報や、福島ロボットテストフィールドに整備されている気象観測装置のデータを利用した、リアルタイム風推定情報などの気象情報を入手可能。

これら情報は、ドローン事業者間で同一の情報が提供される形になるので、テストフィールドでは情報の差による誤認識が発生しない運航管理システムの相互接続試験が可能に。

運行管理システムのAPIを公開する第一段階として、先月6月28日にAPIの仕様書を公開しています。これによってドローン事業者は相互接続試験に向けたソフト開発に着手できます。

第二段階として7月26日にAPIのテストツールの公開を予定。この公開にあわせて相互接続試験に向けた説明会をテストフィールドで開催するそうです。

さらに、第三段階として8月30日に運行管理システムサーバーの稼働を予定。サーバーが稼働することでテストフィールドでドローン事業者が飛行試験をする際に運航管理システムのサービスを受けることが可能です。

まとめ

今の段階でドローン同士が干渉したりというのは、あまり想像がつかない光景だとは思いますが、数多くのドローンが飛び交う未来は間違いなく来るでしょう。

そうなった際に、お互いが干渉しない安全なシステムというのは必須。NEDO他、各社はいち早くAPIを公開し同一空域での安全な運航管理システムの実現を目指しています。

ドローン普及とともに他からもこういったAPIの公開が増えてくるでしょうね。