スギマル
こんにちは。暑いですね!20度を超える日が多くなってきました。そろそろ熱中症対策の準備をしていきたい所ですね。本日22日は京都の下鴨神社の禰宜だった鴨長継の次男、鴨長明の「方丈記」が完成した日らしいです。

スギヤマ
徒然草や枕草子と並ぶ三大随筆。超有名だな。高校に入ると古典の授業で出てくるから、知らない人はいないだろう。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」はあまりにも有名だ。
スギマル
あぁ!その文章を暗記したりしましたね。当時はテストに出るから覚えていたようなもので、方丈記の内容とかあまり分かっていなかったしそもそも興味もなかったと思います…
スギヤマ
まあ多くの人がそうだろう。特に方丈記は、世の全てのものは生まれては滅び、変化しいつまでも同じものは無い。という仏教の「無常」がベースになっている。ゆえにネガティブなイメージが先行してしまう部分もあるのかもしれない。
スギマル
確かに「無常」と聞くと何かどうしようもないというか、悲しい感じがしますね。
スギヤマ
しかし無常とは決してネガティブなものではない。世の中永遠不変のものはないから、ありのままを受け止めて物事に執着せず生きる、というポジティブなものだ。プライベートでもビジネスにおいても有用な思考になる。
スギマル
なるほど。大人になってから読むと色々と学べるべき部分は多そうですね。

 

ドローンのセンサーへの攻撃を高精度に検知。三菱がセンサーセキュリティ技術を開発

さて、本日はドローンのセキュリティ技術の話題。近年どんどんと進化を続けているドローンですが、機能が進化する一方でセキュリティ部分を心配する声もあります。ドローンが乗っ取られて操作不能になってしまう、なんて事態になれば普及どころではなくなります。

三菱電機株式会社では、自動制御の要となるセンサーを用いたセンサーフュージョンアルゴリズム※1 に三菱電機独自のセンサー攻撃検知アルゴリズムを実装。

世界初の”センサーへの攻撃で発生する計測データの矛盾”を高精度に検知するという「センサーセキュリティ技術」を開発したそうです。

※1 センサーフュージョンアルゴリズムとは?
複数のセンサーを組み合わせ、計測データを取得する方式

 


出典:三菱電機

特長

1.独自のセンサー攻撃検知アルゴリズムでセンサー搭載機器への攻撃を検知
自動制御の要であるセンサーフュージョンアルゴリズムに独自のセンサー攻撃検知アルゴリズムを実装し、計測データの矛盾から悪意のある攻撃を検知する。

センサーに対して異常信号を照射するなど悪意のある攻撃を受けた場合に、これまで有効な対策が確立されていませんでした。

三菱電機ではセンサーフュージョンアルゴリズムの内部計算処理に着目。ドローンの自動制御に用いられるジャイロ・加速度・コンパスに関する各センサー間の計測データの矛盾から、悪意ある攻撃を検知する「センサー攻撃検知アルゴリズム」を実装。

2.センサーを搭載する自動制御機器へ安価に導入可能
既存のセンサー信号処理回路にソフトウェアの追加のみで容易に導入が可能で、ハードウェアの追加が不要なため安価に導入可能。また、センサーから計測したデータの精度に悪影響を及ぼさずに実装が可能。

既存のセンサーの性能や構成を変更することなく、センサー内部の信号処理回路の一部として実装できるので、車載機器や生産設備、ドローンなどの機器に対し部品の追加や改造が不要なので安価に導入可能。

また、センサーフュージョンアルゴリズムの計算途中の値を利用し、攻撃を検知するのでセンサーから計測したデータの精度に影響を及ぼしません。

まとめ

今回の技術を簡単に説明すると、各センサーから求めた計測結果のデータを取得することで、何らかの攻撃があった際に矛盾が分かるという仕組みになっています。

ジャイロや加速度、コンパスなどに攻撃があった場合、全体としての計測データを取得しているので個々の数値の変化があると、当然全体としてのデータに矛盾が出てきます。そこを検知するということですね。

複数のセンサーの情報を使い新しい情報を抽出するセンサーフュージョンの技術は、人の脳を例としてみると、人間の脳は目というセンサーから入る視覚情報と身体のセンサーでもある触覚情報を連合する領域があることで、目に見えない部分も手で触って確かめたり、ネジを締める場合などネジを目で確認しながら触覚で力を制御する、ということを可能としています。

1つで万能なセンサーは存在しないので、組み合わせる必要があるということになります。この技術は自動車の自動運転技術などにも必須のものとなっています。

このままこの技術がもっと進化すれば、人間以上の適応力を見せるロボットなどが出てきそうですね。