こんにちは。本日は新撰組の日らしいです。1863年のこの日、正式に新選組という名前で発足されたのが理由です。ちなみに2月27日も新撰組の日として知られていますが、こちらは浪士組という新撰組の前身組織ができた日。

現代の世に命を掛けて、というのは時代にそぐわないかもしれませんが、常に本当に命を掛けていた彼らの信念やその歴史に思いを馳せるのもいいかもしれませんね。

さて本日は「NTT西日本がドローンの新会社を設立」というニュースが色々な所で話題になっていましたので、そちらをご紹介したいと思います。

ドローンでのインフラ点検サービスを提供する新会社

NTTグループではドローンやIoTの活用が積極的に進められており、つい先日はドコモの「docomo sky」というドローンの飛行から対象の撮影、データ解析までを一括して提供するプラットフォームサービスを開始しています。

そして今回はNTT西日本がインフラ点検に特化したサービスということで新会社を設立。昨年から同社が保有している橋梁や鉄塔などでドローンの点検業務の試験をおこなってきた結果、一定の効率化の効果が確認できたため、まさに満を持しての設立となります。


出典:NTT西日本

会社名は「株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク」。

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク設立の背景

公共インフラの老朽化が進む一方、そのインフラを維持していくための技術者は減少傾向にあります。その為、インフラのメンテナンスは昨今の大きな社会的課題となっています。

そんな背景の中、ドローンは技術の進展に伴い今や各種点検で幅広く活用されており、作業者の安全確保や作業時間の短縮に繋がるソリューションとして大きく注目されています。

NTT西日本さんでは2年前からドローンを活用した太陽光パネルの点検ソリューションや、AIを活用した道路の路面診断ソリューションなどのサービスを提供しており、両ソリューションを通じてノウハウを蓄積。

そして昨年には自社保有の橋梁や鉄塔でドローンによる点検業務の試験を進め、その効率化を確認できたことからドローンでのインフラ点検・診断サービスを提供する新会社の設立に至ったそうです。

新会社概要


出典:NTT西日本

事業内容・特徴

特徴1.業務プロセスに即したインフラ点検機能をトータルに提供
ドローンによる空撮・点検はもとよりコンサル・企画/空撮/点検/診断・レポート化に至るまでワンストップで提供が可能。


出典:NTT西日本

特徴2.幅広いラインナップ
送電線鉄塔・通信鉄塔・橋梁・法面・太陽光・風力発電設備等の様々な構造物の点検に対応します。(点検診断業務においてはAIを活用し技術者をサポート)

特徴3.橋梁点検時にも飛行可能な非GPS環境対応ドローンの導入
橋梁の下などGPSが受信できない環境でも飛行可能な橋梁点検用ドローンを導入。

今後の展開

ジャパン・インフラ・ウェイマークでは点検、診断の業務に加えて修繕計画の策定まで、幅広くお客様のインフラ点検・診断業務をサポートする事業を展開。

「支える人を支えたい」というビジョンに基づいて全国の点検事業者の負担を軽減し、安心して暮らせる社会環境づくりを目指していくとのこと。

まとめ

先日はKDDIさんの「スマートドローン」サービスが6月から開始されるという紹介をしました。ソフトバンクさんは何月かは分かりませんが、この春からインフラ点検サービスを提供開始予定とのことで、夏までには通信インフラ大手のサービスが出揃うことになると思います。

個人的にはソフトバンクさんの組んでいる「5×5 Technologies (ファイブバイファイブテクノロジーズ)」の実寸値誤差が数ミリという、鉄塔の小さなボルトまでも精細な3次元モデルに変換する高精度3次元モデル生成技術によるドローン調査が、技術的には抜けていると思います。

が、実際にどうなるかは見てみないと分からないですね…。診断に関してもAIで代用できる部分もあるかもしれませんが、まだまだ完璧な存在ではなく技術者の知見が必要になる部分は多いと感じます。

今必要なのは効率化は勿論ですが、アナログを極めた経験豊富な熟練技術者の知見や技術を継承していくことも急務です。