こんにちは。この時期になっても朝晩の冷え込みは冬そのものですね。一番体調を崩しやすいので気をつけましょう。本日3月2日は、明治13年に徳島県が設置された日だそうです。

もともと高知県だったところを徳島県として分離し設置されました。昔の四国は廃藩置県の後から繰り返し分離や吸収合併がおこなわれ、一時は愛媛県と高知県のみの時期もあったそう。紆余曲折を経て今の形になっているということですね。

さて、本日は昨年の4月から宅建業法改正で施行されているインスペクション。売り主と買い主の双方が安心して取引ができる中古住宅市場の構築のため施行されたものです。


出典:国交省

診断してもらいたいが、欠陥が見落とされていた時はどうなる?欠陥の見落としが心配だ。というようにまだまだ不安を感じる方に、業界ではそんな不安を払拭できるよう「見落とし保険」というものが開始されています。

見落とし保険とは

住宅の欠陥の有無を確認するインスペクション。基本的には経験豊富なインスペクターにより検査されるので見落としがあるということはほぼ無いと思います。

ですがそれでも絶対とは言い切れません。怖いのは万が一欠陥を見落としていた場合に、それを知らないまま購入しそのまま住み、後になってから不具合が発覚した場合は自費で修繕を行う必要が出てきます。

見落とし保険とは、このような場合に備えた保険となります。瑕疵保険のような考え方でしょう。

注意点

この見落とし保険ですが通常、保険というと消費者側に対して賠償金額が支払われるのが一般的なイメージですが、こちらの場合はインスペクターの加入している保険を提供する団体からインスペクターに対して支払われます。

欠陥が見つかった場合、消費者はそのインスペクターに賠償を請求。インスペクターは現状把握をおこない、見落としたという判断になれば団体に対して保険金の請求をおこないます。

メリット

この保険はインスペクターにとっても消費者にとってもメリットがあります。これまでは見落としやミスによる賠償請求を恐れ、思い切った診断結果の告知ができずに修繕の必要のない欠陥も消費者に伝えていました。これでは全くインスペクションの意味がないですね。

消費者側も様々な住宅の欠陥を心配するあまり購入をとどまるという問題がありました。

この保険が登場してきたことで、インスペクターの負担も減りきちんとした診断結果を出せることや、後からの補償もされているので消費者も安心して購入できるということになります。

まとめ

現状まだまだ保険を提供している団体は少ないですが、現在の流れから言っても増加してくるでしょう。ちなみに見落とし保険を提供している団体は以下2団体。

日本建築士連合会(保険名:既存住宅状況調査技術者 団体賠償責任保険制度)
支払限度額は1件あたり1000万円まで。免責金額10万円。

日本ホームインスペクターズ協会(保険名:ホームインスペクター専用賠償責任保険)
支払限度額1件あたり100万円まで。免責金額1万円。

インスペクションの結果から出た不利益の補償がされるというのは、消費者にとってかなり安心材料になりますね。中古住宅市場の拡大に良い影響が出ることを祈るばかりです。