こんにちは。雨で締めとなった2月ですが、天気も回復し本日から3月の始まりです。スギテックは異なりますが多くの企業が年度末となるこの月、日増しにバタバタと忙しくなると思いますので体調管理に気をつけていきましょう。

さて、本日は昨年に株式会社エアロネクストが発表し、多くの賞を受賞し高い評価を得たドローンの機体重心制御技術の「4D Gravity®」を搭載するドローンが量産化へ向け動き出しているというニュースがありましたのでそちらをご紹介。

次世代ドローン「Next」シリーズ量産化

エアロネクスト社が発表した「4D Gravity®」ですが、ベンチャーとして初の「経済産業大臣賞」の受賞や、中国の深センでの創業之星コンテストにおいて日本企業として初参加し「スタートアップ部門3位」「知的財産省」を受賞しています。

国内でも14社が争うピッチイベント「LaunchPad」において優勝も果たしています。これらの受賞のニュース報道などによって国内外から「4D Gravity®」技術を搭載した「Next」シリーズドローンの量産化が期待されていたそうです。

この量産化にあたり、岡山市で農業機械製造をおこなう小橋工業株式会社との業務提携を行うそうです。

重心制御技術「4D Gravity®」と次世代ドローン「Next」

この技術はドローンの飛行姿勢や動作に応じて重心位置を最適化させる一連の技術の総称ということで、厳しい気象条件下でも対応し、高い機動性や燃費向上に貢献する次世代のドローンに必須の技術。

ドローンは飛行部であるプロペラやモーター・アームと、搭載部であるカメラ等の2つに大別ができますが、「4D Gravity®」では、この飛行部と搭載部を物理的に切り離すことで、機体バランスの安定化と従来にない動きを可能としています。

その「4D Gravity®」を搭載した次世代ドローン「Next」シリーズは昨年発表されており、このブログでも一部紹介しています。「長~い棒?の付いた不思議ドローン登場」

ドローンは1種類という訳ではなく「4D Gravity®」という技術を搭載し、様々な活用環境に合わせて最適化させたドローン達が「Next」シリーズということになります。その種類は以下の3種。

小型で高品質な360°VR映像の撮影を可能にした次世代VR撮影用ドローン「Next VR™」


出典:エアロネクスト

宅配向けに荷物を傾けず水平輸送を可能にする「Next DELIVERY®」


出典:エアロネクスト

従来のドローンでは困難だった対象物への接近や狭い空間へ侵入ができる「Next INDUSTRY®」


出典:エアロネクスト

以上の3機種が発表済です。この「Next INDUSTRY®」が「長~い棒?の付いた不思議ドローン登場」ですね。

まとめ

映像を見てみると、カメラや宅配で搭載した荷物が抜群の安定度を見せているのが分かります。確かに従来のドローンは全てが一体化しているので、例えば風に大きくあおられれば機体と一緒にカメラなども大きくブレます。

それでもジンバルを搭載しているので対応はできますが、物理的に安定しているものと比べると対応できる範囲は全然違ってくるでしょう。

これら3種の次世代ドローンが量産され、これから市場でどのような動きを見せてくるか注目したいところです。