こんにちは。関西では先週末は雨が少し降りましたが、朝晩以外は気温も高く過ごしやすい日でしたね。2月に入り本日は立春です。それなりに温度は上がってきそうですが、その分温度差がかなり出てくるので体調管理には気をつけましょう。

さて、様々な分野で活用されているドローンですが、農業分野でもスマート農業の実現のためにドローンは積極的に活用されています。さらなる促進のため研究開発や教育面でも各社力をいれてきています。

農薬散布ドローンについて業務提携

先月になりますが、ドローンを用いた野生動物の調査や害獣対策をおこなっている災害対策ソリューションを得意とする、株式会社スカイシーカーと、農産物の加工販売などをおこなう株式会社和郷が、農薬散布ドローンについての業務提携に合意したとの発表がありました。


出典:Sky Seeker

この業務提携によって「スカイシーカー・農業ドローン千葉研究所」を千葉県香取市に開設。そこでドローンの自律飛行や農薬開発などの農業ドローンの普及とスマート農業の促進のための研究開発がおこなわれるそうです。

業務提携内容としては2点あり、ドローンによる野菜、果樹などの品種別の農薬散布と自律飛行等の教育カリキュラムの共同開発が1点。もう1点はドローンで散布する散布用高濃度農薬の研究開発となります。

スカイシーカーでは、本年の4月より「SkySeeker Academy」において農業ドローン専門コースの開講を予定されているそうです。

Sky Seeker Academyとは?

安全で正しいドローン操縦者の育成をコンセプトに2018年6月に国交省より認定されたドローン管理団体。Sky Seeker Academyでは短期入門コース・一般技能認定試験・特殊技能講習という3種類の講習があり、ステップアップでの受講が可能とのこと。


出典:Sky Seeker

最上位の特殊技術講習では、大型ドローンを活用し物資の搬送訓練や赤外線カメラなどの特殊カメラを活用した人命捜索訓練など、専門性の高い講習プログラムになっています。

SEKIDOでも農業ドローンの講習を開始予定

ドローンの販売や講習などを積極展開しているSEKIDOでも、農業用ドローンの講習を本年3月に開催するそうです。

こちらはDJIの開発した、液体農薬・肥料、除草剤など様々な薬品散布を高精度におこなえる折りたたみ式の農作業用の次世代型マルチドローン「AGRAS MG-1」を活用したもの。


出典:DJI

10時間の飛行訓練と試験を経て、AGRAS MG-1の取り扱いに必要なオペレーター免許(技術認定証)を取得が可能となっています。


出典:SEKIDO

まとめ

農林水産省の方でもスマート農業のさらなる推進を図るべく、今月にはスマート農業を目指す先端技術フェアを開催するようです。


出典:JATAFF

農業分野では1970年代頃から高齢化が叫ばれています。この高齢化の原因が後継者の不足が原因として挙げられており、高齢とされる70歳までの年代の作業者がいる農家では、全体の7割が全て自分ひとりが中心となり切り盛りしているとのこと。そのため農作業中の事故も増加しているのが現状のようです。

農業は明らかに世襲制度が多く、その原因としては新しく農業を始めようとするとかなりの初期費用や運営していく上でコストもそれなりにかかることが挙げられます。新たに参入しても一般的なサラリーマンと比較して収入面で旨味がないという現状では、若者が従事することはないでしょう。

コスト面や作業の大幅効率化が図れるドローン活用をはじめとしたスマート農業への取り組みは急務といえます。